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2008年06月13日

"星のかけら”のはじまり・・・。

みなさま、(ココでは)はじめまして!

community space てぃ〜だの家の片隅にある
小さな小さなshop spaceをご存じですか?


フロアの片隅に、実は小さなお店が2つあるんです。

そのひとつ。
しぜんの雑貨とおもちゃの店"星のかけら”。
旧てぃ〜だの家にて、親と子のコミュニティカフェ”まんまん屋ぁ〜”の
openの2004年当時から、片隅のshopスペースで、
自然素材のおもちゃや雑貨、みつろうグッズ、ベビースリングや
ハンドメイド子ども服、布ナプキンなど、
小さな子どもたちにも、ママたちにも、そして環境にも優しいものを
発信し、ちょこちょこと販売してきました。

そのきっかけ・・・はこんなコトから。↓







無機質で冷たいプラスティック、カラフルで刺激が強い、
電子音の鳴るおもちゃ、どれを見ても、テレビのキャラクターが
描かれていてなんか気持ちが落ち着かない量販店のおもちゃ屋さん・・・。

我が子が産まれたときに、初めて、
日本の子どもたちを取り巻くおもちゃや雑貨・衣服の業界が、
商業主義ベースのテレビキャラクターに支配され、
自由な子ども本来のイマジネーションを枯渇させてしまうほどの、
強烈な刺激が蔓延している事実に唖然としました。


小さな子どもの発達を考慮して、本当に与えるべきものはこれでいいの?

大人の都合や子どもの欲しがるモノを基準に、
子どもの自発性や想像力を奪う、
受動的なおもちゃを安易に手渡していいものかしら・・・。


まだ、幼い乳幼児に、ガチャガチャうるさい電子音や
強烈な映像にさらしっぱなしでいいの・・・。

大人として、親として、用意してあげる環境は
本当にこれでいいのかな・・・。

そんな(???)な疑問がいっぱい溢れていました。

____________

星のかけら”のはじまり・・・。


ヤンバルのもとぶの豊かな自然の中で産まれ育ち、
私にとって、自然は常に身近な存在でした。
もちろん、物質的には今よりずっと貧しいですが、
だからこそ、自然の中で、素朴で自由な遊びがたくさん産まれ、
伝えられていた時代だったのかも知れません。


大学時代に、数ある研究ゼミの中から巡り会った
"野外教育”という学問に強烈に惹かれたのも
ヤンバルでの幼少時代の原体験があったからだと思います。

かつては当たり前に目の前に横たわっていた自然と
そこで産まれるこどもの遊び。
でも、急激に変化し続ける環境は、もはや
私達人間と自然を切り離して行く一方でした。


1998年より、
姉の出産・子育てを機に、
沖縄の自然や文化・わらべうた等を通してたくさんの遊びを
今を生きる子どもたちに返してあげたいという思いから、
"てぃ〜だキッズミュージアム"というNPOを姉・現旦那と共に設立。

週末には、海や山、川で、てぃ〜だキッズたちと一緒になって遊び、
夏休みにはヤンバルや離島でのキャンプに夫婦で明け暮れていました。


そんな私自身も、いつの間にか一娘の母親になってました。


我が子を抱えて、ハッとすること、気付くこと・・・。

マンションの密室だけでは、呼吸も浅くなり、気は悶々とするばかり・・・。
それは、私が育てられた環境とは、全くかけ離れていました。

都心であればあるほど、
母親がもっと緩やかに繋がり合って子育てをする空間や
コミュニティを早急に作らなければ・・・。
私自身の子育てが、もう、閉塞感で押しつぶされそうになっていました。
そんな状態は、当然子どもにとってもいい状態とは言えません。

このままでは、いけない・・・。
気付いたときに、何かを始めないと・・・。
きっとそう思ってるのは、私だけじゃないはず。

そのころ、私にとってそんな思いを打ち明けられる
信頼できる先輩ママは、身近なてぃ〜だキッズのお母さん達でした。

私達夫婦の思いと、数名の先輩ママの経験や知恵が凝縮して、
2004年に「親と子のcommunity space まんまん屋ぁ〜」は
小さな小さな産声をあげました。

それと同時に、子どもを取り巻く環境、
殊に衣・食・住を見直すきっかけの空間として、
しぜんの雑貨とおもちゃの店"星のかけら”の小さな双葉も芽生えました。


_____________

あ〜、長くなりましたね。スミマセン。
小さな小さなshop ですが、思い入れはデカいと言うわけです(笑)。

近年主催している"おにわ市”等のイベントも、
元はといえば、この衝動の流れから繋がって来ていいます。


そして、そして、
昨年12月に、もうひとつのお店がてぃ〜だの家で産声をあげました。
それまで、NPOの子育て情報"うぃす"さんの事務所兼shopに間貸し
していたスペースが、うぃずさんのお引っ越しに伴い、空いてしまいました。

そこで、そのスペースの有効活用として産まれたのが、
まんまん屋ぁ〜のスタッフの1人ikumamaを隊長として、
「気軽に楽しむちょこっとエコなくらしの提案!」が
コンセプトのお店"puti・eco!”なのです。
沖縄リサイクル市民の会のスタッフとして活動を続けているikumama隊長。
那覇市の小学校で実施されている「買い物ゲーム」のファシリテーターでもあります。
そんな隊長のいろいろな思いやアイディアを元に集められた商品を
ぷちぷち販売しています(笑)。
中でも、国産の安心リネンを使ったオリジナルのコーヒーフィルターは
何度でも繰り返し仕えて、ゴミを減らせる上に、コーヒー自体がまろやかに
美味しくなると大人気です。
遠方より、新聞を見て来ました!という、コーヒー好きのお客様もいるほど。

その他にも、マイ×2〜箸袋、風呂敷、廃材を生かしたハンドメイド雑貨、
県産のみつろうで作ったワックス、まんまん屋ぁ〜で普段使っている
美味しい無添加の食材や調味料。フェアトレードのオーガニック食品、
オーガニックのコーヒー・ココア・チャイ・紅茶、オーガニックハーブの
虫除けスプレーなどなど、人気の商品が所狭しと並んでいます。
本当に狭いスペースなんですが・・・(苦笑)

これからも、身の丈で始められて、使うだけで嬉しくなっちゃう
たのしくなっちゃうようなそれでいて、プチっとエコなモノたちを
いろいろご紹介してもらいましよう!



というわけで、

今後、このブログは、私"星のかけら”店主tingalaと、
”puti・eco!”隊長ikumamaが随時情報を発信していきます。


新商品の入荷などもこちらでお知らせしますね。
どうぞ、ヒマなときにでも覗いて下さ〜い。





Posted by てぃ〜だの家 at 08:56 │ごあいさつ